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相鉄,2020年度の設備投資計画を発表 〜相鉄・東急直通線用20000系を6編成導入〜

相鉄20000系

写真:相模鉄道20000系  編集部撮影  2018-1-17(取材協力:相模鉄道)

相鉄グループでは,2020(令和2)年度に鉄道事業とバス事業において,総額187億円(鉄道事業178億円・バス事業8億円)の設備投資を実施すると発表した.

 鉄道事業では,2022(令和4)年度下期に開業を予定している相鉄・東急直通線に向けて,20000系を新たに6編成(60両)導入する.なお,20000系は,2023(令和5)年度までに全16編成が導入される予定となっている.
 10000系1編成については「デザインブランドアッププロジェクト」の取組みとして,車両リニューアル(車体の「ヨコハマネイビーブルー」塗装化,座席の座面・つり革変更など内装改良,車内案内放送の自動化など)を実施する.また9000系の空調システムを改良し,車内環境の快適性向上を図る.
 全駅へのホームドア設置(2022年度末完了予定)に向け,2020(令和2)年度は二俣川,大和,湘南台の3駅に設置を行なう.あわせてホームの補強や列車定位置停止装置(TASC)などの準備工事も実施する.
 2018(平成30)年11月に上下線(約1.8km)の高架化が完成した相模鉄道本線の星川—天王町間については,引き続き星川・天王町の駅舎改良や車両留置線の整備を進める.
 このほか,「デザインブランドアッププロジェクト」の統一コンセプトにもとづき,南万騎が原,海老名の改修など駅舎のリニューアルを進める.また,ホーム待合室の設置(西谷,希望ケ丘),線路改良工事,トンネルの内部改修などが実施される.

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