▲＜20-863＞「V4対向式ホーム用 行違線 小形ポイントセット」との組合せ例

　製品は，現在でも地方などで見られる，国鉄標準規格の小さな駅舎と対向式ホームをプロトタイプとしています．また，以下の商品とV線路セットシリーズ＜20-863＞「V4対向式ホーム用 行違線 小形ポイントセット」との組合せにより，ローカル線などで見られる行違い設備のある駅が再現できます．

▲「ローカル線の小形駅舎」の試作品（ホーム側）

　今回公開されたのは，＜23-241＞「ローカル線の小形駅舎」，＜23-133＞「ローカル線の対向式ホーム（2本入）」，＜23-134＞「ローカル線の対向式ホーム（屋根付）」，＜23-135＞「ローカル線の対向式ホームエンド（2本入）」，＜23-136＞「ローカル線の駅構内パーツセット」の各パーツです．

▲ホームと一体のベース下（石垣部分）を外したようす

　ベースとなる「ローカル線の小形駅舎」は，国鉄標準規格の小さな駅舎と対向式ホームを再現したものです．駅舎は，ホームと一体のベース下（石垣部分）が付属し，ベースを取り外して駅舎単独で設置することもできます．
　付属のホームエンド（長さ：31mm，スロープなし）左右とあわせた長さは186mmで，駅名標，名所案内看板，花壇，木製ベンチ，電柱（電灯付），改札柵（木製），ホーム柵が再現可能なランナーパーツと，駅名標などを収録したシールも付属します．
　ホーム（長さ：124mm）は，ホームエンドと組み合わせることで，20m級車両1両分の長さに相当します．編成両数に応じてホームを追加することもでき，ホームとホームエンドの組み合わせにより，最大4両編成の停車に対応します．

▲「ローカル線の対向式ホーム」の試作品

　「ローカル線の対向式ホーム」は長さ124mmのホームが2本入りで，柵が一体成形で再現されます．駅名標，名所案内看板，花壇，木製ベンチ，電柱（電灯付），改札柵（木製），ホーム柵を再現可能なランナーパーツと，駅名標などを収録したシールが付属し，付属シールやランナー部品を用いてカスタマイズも可能です．

▲「ローカル線の対向式ホーム（屋根付）」の試作品

　「ローカル線の対向式ホーム（屋根付）」は長さ124mmで，木造の屋根を再現したパーツが取付済みとなります．

▲「ローカル線の対向式ホームエンド」の試作品

「ローカル線の対向式ホームエンド」は，スロープ付きのホームエンド（長さ：62mm，左右各1本入り）のセットです．製品では駅舎ベース下を含め，ホーム部分はいずれも白線（破線）が印刷済みとなります．

▲「ローカル線の駅構内パーツセット」の試作品

　「ローカル線の駅構内パーツセット」は，構内踏切やホームのベンチ・駅名標・電話ボックス・自動販売機などが再現できるランナーパーツのセットです．構内踏切パーツは，単線・複線の両方に対応し，線路間隔は33mmと49.5mmの2種類から選択できます．
　このほか，駅舎内に簡単に照明を組み込むことができる＜23-001＞「ローカル線の小形駅 照明キット」も発売されます．
※詳しくは，ローカル線の小形駅舎／対向式ホームの製品情報ページ（カトーWEBサイト）をご覧ください．
画像はすべてカトー提供（すべて試作品です）