鉄道ファン2024年6月号(通巻758号)
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2024年4月19日発売
定価1250円(税込)
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カトー,2020年6月〜8月の発売予定品を発表

カトー,2020年6月〜8月の発売予定品を発表

カトーは,2020(令和2)年7月・8月の発売予定商品を発表しました.

■700系新幹線「のぞみ」
 2020(令和2)年3月に東海道新幹線から引退した700系新幹線ですが,かつてJR東海に所属したC8編成をプロトタイプに製品化されます.
 製品は,エアロストリーム形の先頭部や角形断面などが特徴の車体形状,特高圧用車端碍子(別付けパーツ)をはじめとする屋根上形状に至るまで的確に再現.また,これまでの製品とは異なり,前面ガラスの編成番号表記を新たに印刷済とし,車体ナンバーや700系ロゴマーク,禁煙車マーク表記などの車体表記も印刷で再現されます.
 中間連結部は「KATOダイヤフラムカプラー」を標準装備し,ヘッドライトには電球色LEDが採用されます.付属シールには各愛称名の側面表示,指定席・自由席表示のほかに「AMBITIOUS JAPAN!」ロゴ,「ありがとう」装飾ロゴを収録.なお,側面表示には“のぞみ”のほか,これまでの製品には収録されていない“ひかり”,“こだま”,「団体」,「修学旅行」も収録されます.
 発売価格は,8両基本セットが20800円(税抜),8両増結セットが14600円(税抜)で,発売予定は2020(令和2)年8月です.
※詳しくは700系新幹線「のぞみ」の製品情報ページ(カトーWEBサイト)をご覧ください.
■EH10
 かつての東海道本線の貨物用機関車で,これまでにも製品化されているEH10が,一部仕様を変更して発売されます.
 製品は,5号機以降の量産車をプロトタイプとし,2車体連結・8軸駆動の実車仕様が的確に再現されます.車体表記やブラックの車体にイエローのストライプを配した斬新なカラーリング,精悍な車体,重厚な台車まわり,車体側面に連続する窓やグリル,屋根上形状など,複雑かつ立体感あふれるディテールも製品に反映されます.
 また,アーノルドカプラーは標準装備ですが,スカートを新規作成し,ストレートシャンクのナックルカプラーに対応したほか,交換用ナックルカプラーも付属します.
 前面の手スリを別パーツとし,ヘッドライトには電球色LEDが採用されます.さらに運転台も表現されるため,人形の搭載も可能です.製造銘板とナンバープレートは選択式で,川崎・東芝の2種類と18・33・52・61号機が付属します.発売価格は8500円(税抜)で,発売予定は2020(令和2)年8月です.
※詳しくはEH10の製品情報ページ(カトーWEBサイト)をご覧ください.
■681系「サンダーバード」
 大阪と北陸を結ぶ駿足の特急形交直流電車,681系“サンダーバード”が一部仕様を変更して発売されます.
 製品は,681系“サンダーバード”の量産形をプロトタイプに,独特な貫通・非貫通先頭部形状が再現され,実車どおりの6両基本編成と3両増結編成を発売します.オフホワイトを基調に,側窓まわりのミディアムグレーや窓下のブルーラインを配した爽やかな車体塗色を製品に反映.車体側面に表記されたサンダーバードエンブレムも印刷で美しく再現されます.
 今回から先頭車用付属部品のホイッスルはホイッスルカバーに変更されるほか,ヘッドライトには電球色LEDが採用されます.なお,避雷器やアンテナ類をはじめとする屋根上機器は別付けパーツで再現されます.さらにクモハ681は消灯スイッチ付きで,クモハ681,クハ680の貫通先頭部はKATOカプラー伸縮密連形を装備し,先頭車どうしの連結がリアルに再現できます.
 発売価格は,6両基本セットが15500円(税抜),3両増結セットが7900円(税抜)で,発売予定は2020(令和2)年6月です.
※詳しくは681系「サンダーバード」の製品情報ページ(カトーWEBサイト)をご覧ください.
 このほか,キハ110系100番台が2020(令和2)年6月に,オハ35系客車各種(オハ35茶 一般形・戦後形,オハフ33茶 一般形・戦後形,スユニ61)が2020(令和2)年8月にそれぞれ再生産される予定です.

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