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デンソーウェーブ,「tQR®」を用いたホームドア開閉制御システムを西神・山手線三宮駅に導入

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2020年3月17日掲載
神戸市交通局 6000形

写真:神戸市交通局6000形  編集部撮影  名谷車両基地にて  2019-2-8(取材協力:神戸市交通局)

デンソーウェーブは,新形QRコード「tQR®」を用いたホームドア開閉制御システムを,神戸市営地下鉄西神・山手線三宮駅に導入し,2020(令和2)年3月14日(土)から稼働を開始したと発表した.このシステムが関西圏の鉄道事業者で稼働するのは初めてのこととなる(2020年2月,デンソーウェーブ調べ).

 国土道交通省の2019年7月31日付発表によると,ホームドアの優先整備の対象としてきた1日あたりの平均利用者数が10万人以上の駅のホームドアの整備状況は,コストや車両の扉位置がそろわないなどの課題により,2018(平成30)年度末時点での整備済み番線数が,対象である1219番線のうち353番線にとどまる.こうした中で,新形QRコード「tQR®」を採用した本システムは,1編成ごとに搭載される通信制御機器の代わりにQRコードと駅ホームのスキャナを用いるため,設備費用の低減と工期の短縮が可能となる.また,「tQR®」コードを車両に貼り付けるだけなので,車両本体の改修工期も削減可能となる.

デンソーウェーブ,「tQR®」を用いたホームドア開閉制御システムを西神・山手線三宮駅に導入

 三宮駅では,2018(平成30)年3月からホームドアの稼働が開始されていたが,これまでは,乗務員が手動で車両ドアとホームドアを別々に開閉していた.しかし,車両ドアに貼り付けたQRコードを駅ホームのスキャナで読み取る本システムの採用により,車両側ドアの制御のみでホームドアの連動開閉が行なえるようになり,乗務員の業務負荷低減が実現した.また,車両改修においても,従来の開閉制御システムと比較し,コスト削減と工期の短縮が図られている.
 神戸市交通局では,今後の可動式ホーム柵についても「tQR®」を用いたホームドア開閉制御システムの採用を検討するとしている.

写真は特記以外,デンソーウェーブ提供