東京地下鉄(東京メトロ)は,ホーチミン市都市鉄道管理局(以下:MAUR)とホーチミン市都市鉄道1号線運営会社(以下:HURC1)との間で,ホーチミン市での都市鉄道の発展に寄与するため,相互の友好・協力に関する覚書を締結したと発表した.
東京メトロでは,2017(平成29)年12月に独立行政法人国際協力機構(JICA)から「ベトナム国 ホーチミン市都市鉄道規制機関及び運営会社能力強化プロジェクト」を受注.プロジェクトは,東京メトロがこれまで培ってきた都市鉄道運営の経験,またハノイで得た国際協力に関する経験を活かし,ホーチミン市民に喜ばれる利便性の高い都市鉄道システムの構築に向け,オリエンタルコンサルタンツグローバル,株式会社アルメックVPI,日本コンサルタンツ株式会社,社会システム株式会社と共同で,ホーチミン市都市鉄道管理局,ホーチミン市都市鉄道1号線運営会社の運営支援を行なうもので,現地への社員派遣や日本国内での研修を通じて,プロジェクトを推進してきた.
今回,ホーチミン市とベトナム国の一層の発展に貢献するため,2020(令和2)年2月21日(金)にホーチミン市において,MAURとHURC1との友好協力に関する覚書を締結し,ホーチミン市の都市鉄道に対して,さらなる技術協力や人財育成を行うことに合意した.
今後も東京メトロは,MAURとHURC1との友好な協力関係を保ちながら,ホーチミン市やベトナム国の発展への貢献並びに日越両国の友好関係の強化につながるよう努めていくとしている.
東京メトロ,ベトナムのホーチミン市都市鉄道管理局・ホーチミン市都市鉄道1号線運営会社との友好・協力に関する覚書を締結
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