西武鉄道では,001系「Laview」が,国際的に権威のある「iF デザインアワード 2020」を受賞したと発表した.
「iFデザインアワード」は,「iF International Forum Design GmbH」が主催し,半世紀以上の歴史を持つ世界的に権威のあるデザイン賞で,全世界の工業製品を対象として優れた工業デザインが選定されるもの.賞は,プロダクト,パッケージ,コミュニケーション,サービスデザイン,建築,インテリア・内装,プロフェッショナルコンセプトの7分野で構成されている.
今回受賞した001系「Laview」は,56の国と地域から集まった7298件の応募デザインから厳正な審査を経て,プロダクト分野での受賞となった.なお,国内の鉄道車両では,13年ぶりの受賞となる.
001系「Laview」は,「いままでに見たことのない新しい車両」を目指し,西武鉄道の次世代のフラッグシップトレインとして製作された新形特急で,電車の固定概念にとらわれない,建築とプロダクトの間の,もうひとつの居住空間をイメージしてデザインされた.
写真はすべて西武鉄道提供