西武鉄道では,2020(令和2)年3月14日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
池袋線・西武秩父線では,全特急列車が001系「Laview」への置換えを完了し,池袋→西武秩父間は最速77分での運転となる.平日・土休日の夜間の特急については,所沢と入間市で一般電車との接続改善を行なう.
平日下り夕夜間の「S-TRAIN」については,所沢行きを小手指行きに延長し,降車専用停車駅に練馬・西所沢・小手指の3駅を追加する.また,降車専用停車駅の練馬・保谷・西所沢・小手指では,接続列車・連絡列車の改善を行なうことで,「S-TRAIN」通過駅利用者の利便性・速達性向上を図る.
一般電車については,日中時間帯の東京メトロ有楽町線内直通電車の増発にともない,西武有楽町線で毎時上下2本ずつ増発する.あわせて「Fライナー」を含む快速急行については,停車駅を一部変更し新桜台を通過する.また,小手指で上りの飯能発各駅停車からの接続を図る.
土休日の朝・夕方の秩父鉄道直通電車については運転区間を見直し,西武線側の発着駅を池袋から飯能に変更し,秩父鉄道直通の長瀞・三峰口行きは,飯能で池袋発の急行から接続を行なうかたちになる.
新宿線では,土休日の日中に快速急行本川越行きを2本設定する.平日夜間には,高田馬場での混雑緩和と遅延防止を目的として,運行形態の見直しを実施する.多摩湖線では,日中時間帯に,国分寺—西武遊園地間を直通する列車を20分間隔で運転する.
このほか,各路線での利用状況にあわせて,列車の運転本数,運転区間,運転時刻,種別,編成などの見直しを行なう.
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