JR東日本は,改良工事を進めている山手線原宿駅の新駅舎と新ホームを,2020(令和2)年1月29日(水)に報道陣に公開した.
新駅舎は,線路とホーム上に新設されたもので,駅業務施設・コンビニエンスストア(1F)・カフェ(2F)・コンコース・トイレが設置される.新駅舎内の表参道改札については,現在と比較してコンコースを約3倍,トイレを約2倍に拡張し,改札は2通路増設される.また,出入口を表参道方面と明治神宮方面の2方向に設置するほか,24人乗りエレベータが新ホームと各出入口に3基設けられる.
山手線外回り専用ホームとなる新ホームは,旧臨時ホームを改良したもので,供用開始時点で可動式ホーム柵の使用も開始される.
新駅舎と新ホームともに,2020(令和2)年3月21日(土)の初電から供用が開始される.
なお,現駅舎については,『東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会』終了後に解体し,防火地域の基準に適した材料を使用して,駅舎の意匠を再現しつつ,建て替えられる予定.
写真はいずれも大沼一英撮影(取材協力:JR東日本)