JR東日本横浜支社は,2020(令和2)年5月30日(土)に横浜駅に直結する「JR横浜タワー」を開業すると発表した.
「JR横浜タワー」では,商業施設「NEWoMan横浜」,「CIAL横浜」,「T・ジョイ横浜」が開業する.また駅直結の立地を活かし,近隣各所とをつなぐことで,横浜駅とまちの回遊性を高める.おもな経路としては,鉄道駅(東急東横線・みなとみらい線改札口前/地下2階) ,近隣施設(相鉄ジョイナス/地下1階~地上3階),横浜モアーズ前(地下1階),鶴屋町方面(きた西口広場)などがあり,スムーズな移動を実現する.またJR線の中央北コンコースから地下1階につながる新たな改札として「シァル改札」を設置する.
開業にあわせて,1階から4階については,アトリウムとして4層吹き抜けの明るく開放的な空間する.2階はライブやトークショーなどのイベントが行なえる約100㎡の「ライブステージ」を整備する.また,2階から4階は,コンコースやステージ,駅を出入りする電車を見下ろせる「街のラウンジ」として利用できる.壁面には,約5m×約9mの超大形ビジョンを設置し,プロモーションのほかやステージで行なわれるイベントと連動することも可能.
12階には,横浜港や横浜ベイブリッジが一望できる屋上広場「うみそらデッキ」を整備する.さらに,官民連携した「観光案内所」や「横浜駅周辺総合防災センター」といった施設も,同日に使用を開始する.オフィスは2020(令和2)年4月以降,順次稼働し,働き方の変化に対応したワークスペース「STATION SWITCH」を設置する.
「JR横浜鶴屋町ビル」では,宿泊特化形ホテル「JR東日本ホテルメッツ横浜」と商業施設「CIAL横浜ANNEX」が2020(令和2)年6月5日(金)にグランドオープンする(「CIAL横浜ANNEX」の一部店舗については,グランドオープン前の先行営業を予定).
画像はすべてJR東日本横浜支社のニュースリリースから