ニコンイメージングジャパンは,「ニコン Z マウント」を採用したフルサイズミラーレスカメラ対応の,高性能大口径望遠ズームレンズ「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」を発売します.
「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」はNIKKOR Z レンズの「S-Line」に属し,「ニコン Z マウントシステム」の大口径マウントやショートフランジバックなどのメリットを最大限に活かした望遠ズームレンズとなっています.新開発のSRレンズや蛍石レンズなどを惜しみなく採用し,高い光学性能と機動力を達成しています.さらに,防塵・防滴に配慮した設計や,マグネシウム合金製部品の採用による優れた耐久性も実現しています.
光学系には,新開発のSRレンズ(SR:Short-wavelength Refractive)1枚,蛍石レンズ1枚,EDレンズ6枚,非球面レンズ2枚を採用し,絞り開放から,画像周辺部まで高い解像力を発揮します.複数のAF用駆動ユニットの連携で複数のフォーカスレンズ群の位置を高精度に制御し,AFの速度・精度の向上に貢献するとともに,収差の出やすい近距離から無限遠まで撮影距離を問わず高い結像性能を実現する「マルチフォーカス方式」が採用されています.ズーミング時にピントがズレてしまうバリフォーカル,フォーカシング時に意図せず画角が変化してしまうフォーカスブリージングを抑制.レンズ駆動音が動画に入り込むことや,ズーミング時のピントのズレやフォーカシング時の画角変動を気にせず撮影に集中することができます.AF駆動にはSTM(ステッピングモーター)を採用し,より一層の静音化を実現しています.手ブレ補正効果は,レンズ交換式カメラ用「NIKKOR」レンズ史上最高となる5.5段を達成してます.
「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」の希望小売価格は322300円(税別)で2020(令和2)年2月14日(金)に発売される予定です.詳しい製品情報はニコンイメージングジャパンのWEBサイトをご覧ください.