トミーテックは,「鉄道コレクションシリーズ」のうちオープンパッケージ商品の新製品として「東武鉄道9000系9101編成 現行仕様」の製品化を発表しました.
東武9000系は,東武東上線と営団地下鉄(現東京メトロ)有楽町線の直通運転用として,1981(昭和56)年にトップナンバーの9101編成が製造されました.側面車端部に行先表示器がある姿はのちに登場する量産車とは異なり,異彩を放っていました.1987(昭和62)年から営団有楽町線との直通運転開始にともない,パンタグラフの削減とチョッパ制御装置の更新など,量産車にあわせた改造が実施されましたが,有楽町線のホームドア設置とATO化にともない,現在は,東武線内専用として活躍しています.
製品は現行仕様として,車番プレートが撤去されたボディを新規作成し,片側のパンタグラフと中央のベンチレータが撤去された中間車の屋根などが再現されます.なお,クーラ・ベンチレータは,鉄道コレクション第29弾で製作した改良品が採用されます.セット構成は,小スペースのレイアウトでも楽しめる4両セットと,実車と同じくフル編成で楽しめる10両セットが発売されます.
写真:編集部撮影
スケール | 1/150 ※塗装組立済 |
内容・価格 | ●東武鉄道9000系9101編成 現行仕様 4両セット...6000円(税抜) ●東武鉄道9000系9101編成 現行仕様 10両セット...14500円(税抜) |
オプションパーツ | ●動力ユニット 20m級用A TM-08R...3400円(税抜) ●走行用パーツセット TT-04(車輪径5.6mm2両分:グレー)...1000円(税抜) ●<0258>パンタグラフPT4811N(2個入り)...500円(税抜) |
仕様 | オープンパッケージ |
発売時期 | 2020年5月(予定) |
※価格・発売時期は変更となる場合があります. | |
ご案内 | トミーテック 新製品インフォメーション(PDFファイル) |