肥薩おれんじ鉄道は,2020(令和2)年3月14日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
今回のダイヤ改正では,現在,17時台に川内→上川内間で運転されている上り回送列車を営業列車に変更し,通勤・通学利用者の混雑緩和を図る.また,八代と川内において,JR在来線との乗換時間を拡大し,利便性の向上を図る.
観光列車「おれんじ食堂」については,各便のコース内容などの見直しを行なう.1便は,出発時間を現行より30分遅くし,出水8:26発→新八代10:14着とする.これにより「おれんじ食堂」乗車までの時間に余裕を持たせる.2便(新八代11:10発→川内14:56着)は,おもに地元の食材を使用したコース料理を提供する.
3便と4便は,「海岸線の夕日」を見ることができるよう,夏季(八代海)と冬季(東シナ海)で時間を変更する.夏季は,3月14日(土)から8月31日(月)までとし,3便が川内15:24発→出水17:17着,4便が出水17:35発→新八代19:07着となる.冬季は,9月1日(火)から2021(令和3)年3月(令和3)年春のダイヤ改正までとし,3便のみ(川内16:31発→出水18:19着)の運転となる(夕日を見ることができる列車は,夏季の4便と冬季の3便).
これにより,ダイヤ改正以降の料金については,夏季の3便が6500円(現行8000円),冬季の3便が9000円(現行8000円),第4便が9000円(現行11000円)に変更される(1便・2便は変更なし).
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