JR東日本長野支社は,中央本線下諏訪駅のリニューアルを実施すると発表した.
これは,現在の駅舎が建設から20年が経過し,老朽化していることから実施されるもの.リニューアル後の外観は,下諏訪(旧中山道)の宿場の町並みにみられる黒の木目調をベースに整備する.また御柱祭をイメージした建物の前面に,造作の柱を設置するほか,温泉街の足湯の空間をイメージした縁側通路と垂れ壁を設置する.
コンコースは,下諏訪で老舗の商家である伏見屋邸をモチーフに,外部と内部を結ぶ土間調の空間とする.また,待合室については,伏見屋邸にみられる囲炉裏をイメージしたベンチを整備し,落ち着いた空間に変更する.
リニューアルの完成は,2020(令和2)年3月末ごろを予定している.