新京成電鉄は,2020(令和2)年1月1日(水祝)から15日(水)まで掲出する干支をデザインしたヘッドマークについて,2019(令和元)年12月13日(金)に,くぬぎ山車両基地で発表を行なった.
同社では毎年,干支をデザインしたヘッドマークを1編成に取り付けて運転しており,2018(平成30)年度からは沿線の学校にデザインを依頼している.今回は,千葉県立鎌ヶ谷西高等学校美術部部長で2学年の吉田優奏さんが「新年の華やかさに新京成らしさを組み合わせる」をコンセプトに2種類のデザイン原画をアクリル画で制作した.
2枚のヘッドマークはどちらも横75cm×縦55cmの角形.それぞれストーリー性があり,松戸方のヘッドマークは「Happy New Year」の文字が入っており,「2020」の字が入ったチーズを追いかけている干支のネズミが,津田沼方のヘッドマークは「謹賀新年」の文字が入っており,チーズを手に入れたネズミが満足しているようすが描かれている.
ヘッドマークは期間中,8800形1編成に掲出され,松戸—京成津田沼間のほか,日中時間帯は京成千葉線千葉中央までの直通運転にも使用される.
写真はいずれも百々貴俊撮影(取材協力:新京成電鉄)