JR東日本は,2020(令和2)年3月14日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
東北新幹線では,東京—新青森間で“はやぶさ”を3往復増発する.さらに,現在東京発仙台行きとして運転している下り“はやぶさ”1本について新青森まで運転区間を延長する.
上越新幹線では,朝夕の通勤通学時間帯に,上野—高崎間で“たにがわ”を増発し,E2系10両編成で運転する.
東北本線黒磯—新白河間は,使用車両がE531系5両編成に統一され,全列車がワンマン運転となる(一部列車は白河—黒磯間で運転).
信越本線(新津—新潟間),磐越西線(会津若松—新津間),羽越本線(新津—酒田間),米坂線(米沢—坂町)間では,GV-E400系の増投入により,キハ40系の置換えが完了する.
中央本線では,朝夕の“あずさ”を中心に運転区間と停車駅を変更するとともに,大糸線に直通する“あずさ”の時刻を変更する.
平日の東京18:30発の特急“はちおうじ”は,特急“おうめ”に変更する.
常磐線では,利用状況にあわせて,特急“ときわ”83号・64号の運転区間を短縮するほか,一部列車の運転区間と水戸発いわき行き下り最終列車の運転時刻の見直しを行なう.また,2019(令和元)年春に開業した臨時駅「Jヴィレッジ」の常設化と,佐貫の駅名を龍ケ崎市とする改称も同時に実施される.なお,東日本大震災の影響により運転を見合わせている富岡—浪江間は,2019(令和元)年度末までに全線での運転再開を予定しているが,全線運転再開日とダイヤは,決まり次第発表される.
水戸線の小山—友部間については,朝通勤・通学時間帯終了後の運転間隔に偏りがあることから時刻の調整を行なう.
そのほかの各線においても,運転時刻・編成両数などの見直しが実施される.