JR東日本横浜支社は,特急“踊り子”の一部列車に,E257系2000番台・2500番台を順次投入すると発表した.
E257系2000番台・2500番台は,中央本線や内房線・外房線などで使用していたE257系をリニューアルしたもので,2000番台は9連13本,2500番台は5連4本の合計137両が投入される.
車両の外観は,伊豆の「空の色」と「海の色」をイメージした「ペニンシュラブルー」を基調とし,伊豆を含めた東海道線沿線の新しい原風景の創出となるようなデザインとした.
内装は,伊豆らしい色彩を使用し,普通車は座席モケット・カーテン・側小天井パネルの交換を行ない,「スタンダードでありながら奥行き感のある現代的な空間」とした.グリーン車についても,座席モケット・床面・カーテン・側小天井パネル・蛍光灯の交換を行ない,色彩に加え質感にもこだわった「リッチで高品質感のある現代的な空間」をイメージするデザインとした.
このほか,2000番台の1・9号車,2500番台の10・14号車に荷物置き場を設置し,座席窓側にはコンセントが設けられる.また,2000番台の3号車では,これまで 喫煙スペースであった場所を, フリースペースとする.
投入時期は,2020(令和2)年春からで,運転ダイヤなどの詳細については,計画がまとまり次第発表される.
写真はいずれもJR東日本ニュースリリースから