JR東日本リテールネット盛岡支店とJR東日本盛岡支社では,2019(令和元)年11月28日(木)から12月10日(火)までの間,セルフレジによるキャッシュレス・無人店舗を試行的に営業すると発表した.
これは,東北新幹線盛岡駅11・12番ホームの休業店舗(NewDaysKIOSK 盛岡駅新幹線ホーム店)を活用し,人手不足により休業していた店舗を,常駐スタッフを必要としない無人店舗として試行的に営業するもの.
店舗の営業時間は5時45分から19時で,レジにスタッフを配置しない店舗として,セルフレジのみを設置(品出しや商品案内のため,スタッフが店内にいる時間帯もある).通常のNewDays同様に店内で商品を選び,セルフレジにて購入者自身で商品バーコードをスキャンし,決済を行なう.セルフレジでは現金の使用はできず,Suicaなどの交通系電子マネー,クレジットカード専用となる.
おもな販売商品は,飲料・菓子・土産・雑貨などで,ファーストフード(おにぎり・サンドウイッチなど)・新聞・雑誌・たばこ・酒類は販売しない.また,収納代行・チケットなどのサービス全般の取り扱いは行なわない.なお,店舗には,ステッカーやデジタルサイネージ等を活用して,キャッシュレス店舗であることを明示する.
今後は,今回の試行的営業をとおして課題を抽出し,対策を講じたうえで,本格稼働を目指す.なおセルフレジ・無人店舗事業は,東北エリアでは初めてとなる.
写真はすべてJR東日本ニュースリリースから