小田急電鉄は,新形通勤車両5000形を2019(令和元)年11月11日(月)に唐木田車庫において報道陣に公開した.
今回公開されたのは,新宿方からクハ5051+デハ5001+デハ5101+サハ5151+サハ5251+デハ5201+デハ5301+サハ5351+デハ5401+クハ5451の10両編成.車体にはアズールブルーとインペリアルブルーの帯が配され,先頭車は流線形とすることでスピード感を演出,価値観の変化にとらわれないシンプルなデザインとなっている.
拡幅車体の採用で車内スペースの拡張が図られ,さらに車両間の仕切扉や荷棚,座席の袖仕切に大形ガラスを採用,明るさと開放感あふれる空間となっている.
5000形は2019年度に10連×1本,2020年度には10連×5本の導入が予定されている.この6編成のうち,第1・第2・第5・第6編成は川崎重工業,第3・第4編成は総合車両製作所が製造を担当する.
写真はいずれも編集部撮影(取材協力:小田急電鉄)