鳥取県若狭町は,若桜鉄道の観光列車第3弾である「若桜」のデザインを発表した.「若桜」は,これまで登場した「昭和」・「八頭」に続く観光列車第3弾で,今回は緑を基調とする.デザインはこれまでの観光列車と同じく工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が担当.これにより,2017(平成29)年度から取り組んできた3両の観光列車化も,今回の「若桜」で完結する.なお運転開始は,2020(令和2)年3月7日(土)の予定.
あわせて,若桜鉄道若桜駅の改修・増築も発表した.若桜駅については,上記観光列車のデザインを担当した水戸岡鋭治氏の監修により,駅の売店・コンコース・待合室の改修と増築を行なう.待合室は,冷暖房を完備し,列車の待合時間だけでなく,休憩場所などのコミュニティスペースとしても活用する.また,小さな厨房スペースを新たに設置し,駅ナカ店舗の営業もできるようにする.工事は2019(令和元)年11月中旬に着工し,2020(令和2)年2月下旬に完成予定で,同3月上旬には駅ナカ店舗もオープンする予定.
写真は鳥取県若桜町WEBサイトから