JR東日本では,2020(令和2)年末から,常磐緩行線に自動列車運転装置(ATO)を導入すると発表した.
ATOは,列車衝突や速度超過を防ぐ保安装置(自動列車制御装置:ATC)が許容する速度以下で,列車の加速・減速,定位置停止制御などを行なう装置で,常磐緩行線の綾瀬—取手間に導入する.
今回の導入により得られた知見を蓄積し,将来のドライバレス運転を目指したATOの開発を進める.また,ATO導入後に整備するホームドアにより,さらなる輸送の安全・安定性の向上を図るとしている.
写真:特記以外はJR東日本ニュースリリースから