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特集 新幹線最前線2025
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秋葉原—御徒町間の高架下に集合店舗と宿泊施設を建設

秋葉原—御徒町間の高架下に集合店舗と宿泊施設を建設

JR東日本グループのジェイアール東日本都市開発では,秋葉原—御徒町間の高架下に集合店舗4棟と宿泊施設1棟を建設すると発表した.

秋葉原—御徒町間の高架下に集合店舗と宿泊施設を建設

 これは,JR東日本のグループ経営ビジョン「変革 2027」において,「ヒトを起点とした新たな価値・サービスの創造」として高架下スペースの再生を図る計画を推進しており,高架下一帯の「AKI-OKAエリア」の開発を進めることで,既存の施設との連携を高め,秋葉原—御徒町間を日本のスグレモノの散歩道としてにぎわいの創出を目指す.
 今回は,おもに秋葉原駅側約160m区間が開発の対象であり,開業後に既存各施設との相互連携で2駅間全体で一体とするほか,各店舗の多様なサービスの提供などにより,『歩きたくなる高架下』の完成を目指すとしている.

秋葉原—御徒町間の高架下に集合店舗と宿泊施設を建設

 開発では「日本の技術」をテーマに,かつての電気街を意識した,こだわりある専門的で独特な世界観を活かした開発を目指す.集合店舗は4棟からなり,2019(令和元)年度下期から順次オープンする.倉庫や工場をデザインモチーフに無骨で飾らない建物の中では,オーディオやカメラなど,電気街を生み出した秋葉原らしいプロダクトの商品の販売や中古買取販売・修理などの「物販エリア」と,蒸溜所など食の技術を感じる「飲食エリア」を展開する.

秋葉原—御徒町間の高架下に集合店舗と宿泊施設を建設

 さらに,年々増加傾向にある秋葉原の宿泊需要を満たす宿泊施設を高架下に開発する.宿泊施設は,国内観光客や訪日外国人,近隣ワーカーなどをターゲットに,価格帯を抑えつつも居心地の良いホテルを提供.通常のダブルタイプに加え,大人数部屋を多数用意し,ファミリー層にも対応する.高架下という立地ながら,その空間を有効に活用した内装が特徴で,JR秋葉原駅にも近く,東京観光の最前線基地としての機能を有した宿泊施設とする.

秋葉原—御徒町間の高架下に集合店舗と宿泊施設を建設

 なお宿泊施設は,今回新たに計画している集合店舗や既存の「2k540AKI-OKA ARTISAN」・「ちゃばらAKI-OKA MARCHE」などとの連携も行なうものとし,2019(令和元)年11月の開業を予定している.

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