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JR北海道,キハ40形「山紫水明」シリーズ車両2両が9月上旬に完成

JR北海道,キハ40形「山紫水明」シリーズ車両2両が9月上旬に完成

JR北海道は,キハ40形「山紫水明(さんしすいめい)」シリーズ車両2両について,営業運転開始の予定を発表した.

 「山紫水明」シリーズ車両は,2018(平成30)年に登場したキハ40形「北海道の恵み」シリーズ4両に続き,地域と連携して列車を活用した沿線活性化の取組みをさらに進めるため,キハ40形2両のエクステリアとインテリアを新たに変更し,「山明(さんめい)」号と「紫水(しすい)」号として導入するもの.定期列車として運転するほか,観光列車やイベント列車としても使用する.

「山明」号の外観

 「山明」号の外観は,広大な大地をイメージした深い緑色をベースとし,山々や樹木,パッチワーク畑をモチーフとした要素を組み合わせることで,雄大さを感じられるデザインとする.車内は,木のぬくもりと暖かみのあるデザインが特徴の座席や駅弁などがゆったり食べられる脱着式のテーブルが設置される.また,木製のつり手やオリジナルデザインのロールカーテンも設置される.完成は2019(令和元)年9月上旬ごろを予定し,9月中旬から定期列車として運転を開始する.また,9月7日(土)に開催予定のJR北海道「苗穂工場一般公開」にて外観と車内が一般公開される.

車内

 「紫水」号の外観は,深みのある紫色のカラーリングをベースとし,海や雪の結晶,空の星をモチーフとした要素を組み合わせることで,凛としたたたずまいに華やかさを感じられるデザインとする.完成は2019(令和元)年10月上旬ごろで,10月中旬から定期列車として運転を開始する.
 さらに,「山紫水明」シリーズ車両を使用した団体旅行(札沼線)を2019(令和元)年11月ごろに実施する予定.

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