日立レール,イギリス中東部を走る都市間高速鉄道の新形車両165両を受注

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2019年8月15日掲載
日立レール,イギリス中東部を走る都市間高速鉄道の新形車両165両を受注

日立製作所の英国における鉄道システム事業会社である日立レール社は,イギリス中東部を走る都市間高速鉄道の新形車両について,鉄道運営会社であるAbellio UK(以下,アベリオ UK社)から車両受注の内定を得たと発表した.
 今回納入する車両は,165両(33編成)を4億ポンド(約532億円)で供給する契約内容で,2022(令和4)年にイギリス中東部イースト・ミッドランズ地域を通る既存の路線に投入し,シェフィールド・チェスターフィールド・ノッティンガム・ダービー・レスター・リンカーンを含むイースト・ミッドランズ本線の主要都市と,ケタリング・ロンドンを走行する.
 1編成(5両)の全長は約120mで,既存路線の乗客と地元住民の要望を受け,空調設備・無料のWi-Fi設備・電源コンセントと最新の乗客向けスクリーンを完備する.さらに,ファーストクラスとスタンダードクラス双方の客室において,ケータリングサービスも提供する.
 新形車両は,環境に優しく,電化・非電化区間双方の路線を走行することができるバイモードを採用.最高運転速度は時速125マイル(時速約200km),ディーゼルモードで走行する場合には,最新形のエンジンを採用することで,従来の高速鉄道車両と比較して最大90%の有害排出物を削減するとしている.
 なお,本契約は,Rock Rail(ロックレール社)によって機関投資家などから資金調達され,この路線の鉄道の運営権を保有するアベリオ UK社に車両がリースされる.

写真:日立製作所ニュースリリースから