東急電鉄は,下田ロープウェイにおいて,2019(令和元)年8月1日(木)からリニューアルしたゴンドラでの運転を開始すると発表した.
下田ロープウェイは,静岡県下田市の寝姿山のふもと新下田駅と寝姿山駅間の全長540m,高低差156mを結んでいる.ゴンドラは今回のリニューアルにともない,外観を「THE ROYAL EXPRESS」のイメージとあわせ,寝姿山の木々の緑に映えるロイヤルブルーとし,内装には天然木が使用される.
また,8月30日(金)には,寝姿山山頂に「THE ROYAL HOUSE」を開業する.「THE ROYAL HOUSE」はレストラン,観光交流施設で構成され,レストランでは,「THE ROYAL EXPRESS」の料理監修も務める,旬香亭(齋藤元志郎氏,古賀達彦氏)がメニューを監修し,伊豆ならではの海の幸や季節の野菜を生かした料理,生産地や製法などにこだわった飲料などが楽しめる.観光交流施設では,伊豆・下 田の歴史・文化および観光施設の紹介などを行ない,開国の地・幕開けの舞台となった下田をはじめとした伊豆エリアの広域な魅力を発信する.
なお,両施設は,伊豆観光列車「THE ROYAL EXPRESS」を手掛けた水戸岡鋭治氏がデザイン・設計を担当している.
写真はいずれも東急電鉄提供