シグマは,世界最小・最軽量(2019年7月現在)のフルサイズ・ミラーレス一眼カメラとなる「SIGMA fp」の開発を発表しました.
裏面照射形35mmフルサイズ有効2460万画素のベイヤーセンサを採用し,コンパクトなボディには,堅牢性と熱伝導率の高さから前後カバーにアルミニウム合金を採用.本機の特徴にもなっているヒートシンク構造体,防塵防滴構造実現のための42ヶ所のシーリングを採用するなど,あらゆる環境下での長時間使用に配慮した仕様になっています.
「いつでもどこでも,撮りたい時に撮れること」というコンセプトを実現するため,メカシャッターレス構造を採用し,優れた静粛性を実現しています.限りなく無音に近い撮影が可能なため,これまでの一眼カメラではシャッター音がはばかられ撮影が難しかった場面でも,気兼ねなく撮影することができます.また,18コマ/秒での高速撮影でもシャッターショックは一切ないため,微細なブレまで排除した撮影を行なうことが可能です.
マウントにはショートフランジバック,大口径,高耐久性を特徴とするLマウントを採用.交換レンズにはシグマの豊富なレンズ製品が選択できることに加え,ライカカメラ,パナソニックとのLマウントアライアンスにより,他社のレンズ製品も撮影システムに組み込むことができます.さらに,「SIGMA MOUNT CONVERTER MC-21」を使用することで,SIGMA SAマウント,SIGMA製キヤノンEFマウントのレンズも利用でき,レンズ資産も有効に活用することができます.
発売日と価格はともに未定となっています.詳しい情報はシグマのWEBサイトをご覧ください.
シグマ,ミラーレス一眼カメラ「SIGMA fp」の開発を発表
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