JR九州では,2019(令和元)年7月9日(火),「SL湯けむり号」久大本線日田—別府間で運転された.
これは,「大分にSLを走らせる会」が社会実験として誘致したもので,久大本線を蒸気機関車が走るのはおよそ半世紀ぶりのこと.
使用車両は熊本車両センター所属の50系700番代で,同センター所属の58654がけん引し,後補機としてDE10 1209が連結された.熊本(操)→鳥栖→日田間で行なわれた送込み回送と,別府到着後の別府→下郡(信)間の回送はDE10 1209がけん引し,下郡(信)→鳥栖→熊本(操)間で行なわれた返却回送はDE10 1209とDE10 1638によるプッシュプルとなっている.
写真はいずれも宇都宮靖顕撮影