JR九州では,2019(令和元)年7月8日(月),宮崎車両センター所属の713系Lk4編成が,都城発鹿児島中央行きの6937Mに入りました.
通常は宮崎地区の西都城以北での運用となっている713系ですが,鹿児島車両センター所属の817系VK19編成が小倉総合車両センターに入場して予備車がいない状態のなか,7日(日)朝に宮崎地区で運用についていた817系VK104編成が車両不具合で走れなくなったため,車両不足のための代走と思われます.
713系は,鹿児島県内での大規模花火大会などで4両編成で輸送の応援で宮崎地区から貸し出され夜間に鹿児島地区で客扱いを行なうことがありますが,日中に鹿児島中央行きの定期列車として「鹿児島中央」の幕を掲出して走るのは非常にまれです.
なお,LK4編成は鹿児島中央到着,鹿児島車両センターの工場に入場したため何らかの検査・修理の回送も兼ねたと思われ,6937Mの次の運用である国分行きには817系VK7編成が充当され所定の817系の運用に戻りました.鹿児島地区では817系が不足することになりますが,8日早朝から415系が所定817系の1運用に代走として入っています.
写真:加治木—錦江間にて 2019-7-8
投稿:植原 正紀