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京都丹後鉄道,“丹後くろまつ号”の2019年秋・冬商品を販売開始

京都丹後鉄道,“丹後くろまつ号”の2019年秋・冬商品を販売開始

京都丹後鉄道では,走るダイニング列車“丹後くろまつ号”の2019年秋・冬コースの運転を2019(令和元)年10月4日(金)から開始すると発表した.

 2019年秋・冬商品では,「スイーツコース」「ランチコース」「茶会コース」「えらべるほろ酔いコース」の4コースを運転する.今回は“丹後くろまつ号”初の体験付きコースとして,地元舞鶴産の色鮮やかな「舞鶴抹茶」を利用客自身で点てる体験ができる「茶会コース」を設定した.

京都丹後鉄道,“丹後くろまつ号”の2019年秋・冬商品を販売開始

 それぞれのコースで提供する料理は,沿線地域の食材をふんだんに使用する.「スイーツコース」では「色々な種類のスイーツをたくさん食べたい」という利用客の声に応え,春・夏コースでの6種類から,過去最多のメニュー数となる計10種類のスイーツを提供し,スイーツバイキングのようにさまざまな味わいのスイーツを,丹鉄珈琲とともに楽しめる内容とした.「ランチコース」は,100年の時を超えて復刻した『海軍割烹術参考書』を参考に,丹鉄沿線の舞鶴にて旧日本海軍に提供されていた海軍割烹料理を現代風にアレンジした特別メニューが提供される.沿線の絶景と,芳醇な香りの天橋立ワインとともに,歴史に思いを馳せながら味わい深い海軍割烹料理のフルコースを楽しむことができる.「茶会コース」は,見た目も華やかな季節の和菓子とともに,舞鶴産の抹茶とほうじ茶を堪能できるコースとなる.アテンダントが抹茶の点て方を案内するため,初心者でも気軽に抹茶を点てる体験が楽しめる.「えらべるほろ酔いコース」は,“丹後くろまつ号”のコースで初めて,地酒(3種類)・天橋立赤ワイン・天橋立白ワインの中から,いずれか1種類の飲み放題が選択できるコースとした.また,おつまみについては,前回の3種類から5種類とした.
 運転ルートはコースによって異なり,「スイーツコース」は福知山—天橋立間,そのほかの3コースは,西舞鶴—天橋立間で運転する.定員は1コースあたり30名で,曜日により定期運行と貸切運行をそれぞれのコースで実施する.
 なお申込みは,京都丹後鉄道WEBサイトで受付を開始している.

写真はいずれも京都丹後鉄道提供

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