JR東日本では,2019(令和元)年6月20日(木)に,尾久駅が開業90周年を迎えました.
尾久駅は東北本線日暮里—赤羽間の列車線開通にあわせて,1929(昭和4)年6月20日に開設されました.尾久車両センターが隣接することから,改札口は北側の明治通りに面した1ヵ所のみで,都内の駅としては利用客は少なめとなっています.2015(平成27)年の上野東京ライン開通以降は,利便性が向上したことから,周辺ではマンションの建設が増え,利用客は増加傾向のようです.
90周年を記念して,6月20日(木)にはオリジナルグッズが配布されたほか,上中里方面へ通じる地下道の「タイムカプセル平成ロード」では写真展・絵画展,駅の券売機横ではエコキャップアートの展示が行なわれています.アート作品は尾久駅近隣の幼稚園に通園する園児が制作したもので,E233系3000番台の前面がペットボトルキャップで再現されています(写真).
写真:尾久にて 2019-6-20
投稿:谷口 順一