JR東海とJR西日本では,東海道・山陽新幹線のネット予約・チケットレス乗車サービスである「EXサービス(エクスプレス予約・スマートEX)」のアプリ利用者を対象に,列車の遅延などが発生した場合の新サービスを開始すると発表した.
新しいサービスは,「EXアプリ」で当日の列車を予約済の方を対象に,列車の遅延情報などを通知するもの.プッシュ通知サービスとWEBサイトにより,タイムリーに運行状況が確認でき,速やかに予約変更などが可能となる.
さらにエクスプレス予約会員を対象として,列車に大幅な遅延が発生した際,乗車駅の所定発車時刻を過ぎても,当該駅を発車していない列車の新規予約について「EXアプリ」で予約可能となるサービスを試行する(スマートEX会員は対象外).この取扱いを可能とする場合は,アプリのログイン後の画面で通知が行なわれる.なお,当該駅をすでに発車済の列車も,システム上では新規予約が可能となるため,誤って発車済の列車を予約してしまった場合は,手数料なしでの払戻しが可能となる.また,当日の列車をすでに予約済の場合は,先に予約を手数料なしで払戻しを行なったあと,新規に予約をすることで列車の変更を可能とする.
サービス開始日は,2019(令和元)年6月22日(土)以降を予定しており,同日以降に公開される「EXアプリ」の最新バージョンへのアップデートが必要となる.公開日は決定次第,エクスプレス予約WEBサイト・スマートEXWEBサイトで発表される.
特記以外の写真はJR東海のニュースリリースから