四日市市役所・四日市あすなろう鉄道では,車両更新にともない,営業運転を終了した車両の台車,車輪,車軸を,日永駅構内において,2019(平成31)年3月20日(水)から,常設展示しています.
四日市市役所の発表によりますと,この台車は,1931(昭和6)年から使用されていたものであり,全国で唯一,特殊狭軌(軌間幅762mm)の路線分岐点がある,日永での展示となったとのことです.
間近で特殊狭軌の台車を見学できるのは,全国でも同駅のみであり,比較用として,狭軌(1067mm)のレールや,養老鉄道で使用されていた車輪・車軸も展示されています.また,標準軌(1435mm)のレールも設置されており,今後,標準軌の車輪・車軸も展示される予定となっています.
写真:日永にて 2019-5-18
投稿:志摩 敬