東京都交通局は,都営浅草線ホームドアの新設工事と都営三田線ホームドアの更新工事を2019(令和元)年6月から実施すると発表した.
現在,ホームドアが整備されていない都営浅草線では,『東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会』までに,新橋・大門・三田・泉岳寺の4駅でホームドアの先行整備が実施される.そのうち,新橋では,2019(令和元)年6月8日(土)終車後から2番線ホームで設置工事が開始され,各駅において順次整備が行なわれる.なお,新橋のホームドアは10月ごろから使用が開始される予定.
全駅でホームドアが使用されている都営三田線では,設備の信頼性向上と将来の8両編成化に対応するため,全駅でホームドアの更新が実施される.工事では,現在のホームドアの使用を停止して撤去したあと,新しいホームドアを設置するまで固定柵を設ける.固定柵に代わり新しいホームドアを設置したあとは,調整・試験などを行ない,使用を開始する計画.工事期間は1駅あたり2〜3ヵ月かかる見込みで,工事期間中はホーム上に警備員を配置することで安全対策を図る.更新工事は高島平で2019(令和元)年6月17日(月)終車後から開始され,各駅の工事予定日については順次発表される予定.