JR北海道では,2019(令和元)年7月から9月にかけて宗谷本線(稚内—音威子府間・旭川—音威子府間)で運転する観光列車“風っこ そうや”号の運転計画を発表した.
これはJR北海道とJR東日本・JR貨物が連携し,北海道胆振東部地震の復興・応援と,観光振興と地域活性化の一環として実施するもので,JR東日本から「びゅうコースター風っこ」(2両編成)を借り受けたうえで,JR北海道の「北海道の恵み」シリーズ車両を連結して運転する.
列車は全車指定席で,2019(令和元)年7月27日(土)から8月12日(月祝)までの土日を中心とした7日間に運転される“風っこ そうや”2号(稚内7:55発→音威子府12:02着)・1号(音威子府13:22発→稚内16:55着)と,8月17日(土)から9月8日(日)までの土日を中心とした8日間に運転される“風っこ そうや”4号(旭川7:18発→音威子府12:26着)・3号(音威子府13:00発→旭川17:43着)を設定.
指定券は,乗車日の1ヵ月前の10時から全国の駅のみどりの窓口やおもな旅行会社などで発売される.あわせて,本州エリアの旅行会社各社と協力し,“風っこ そうや”号に乗車できる旅行商品(ツアー)の第1弾商品が,2019(平成31)年4月22日(月)以降,本州エリアの各旅行会社で発売される.
また,列車の運転にあわせて,沿線地域と連携しながら停車駅などでの「おもてなし」の準備を進める.