りんかい線,中期経営計画2019を発表

東京臨海高速鉄道70-000形

写真:東京臨海高速鉄道70-000形  編集部撮影   八潮車両基地にて  2002-9-13(取材協力:東京臨海高速鉄道)

東京臨海高速鉄道では,中期経営計画2019を発表した.

 安全・安定・安心輸送体制の充実を目的に,車両の安全性の維持向上として,車両の定期検査の確実な実施や,新車両導入に向けた留置線の増設などを推進する.
 ホームドア設置については,2018(平成30)年に国際展示場で導入し,大井町では2019年度末からの運用開始を予定している.また,天王洲アイル,品川シーサイドについては2021年度,東京テレポートについては2022年度の運用開始を予定しており,そのほかの駅についても,ホーム構造などを考慮し,引き続き導入の検討を行なう.
 テロなどへの対策の強化安全管理体制の強化として設備の計画的な更新・改修(延命化)を行なう.また,地震などの災害対策として,災害に強い施設・設備の整備や,日本語のほか3言語対応の利用客向け震災ハンドブックを逐次発行する.
 お客様サービスの質的向上を目的として,全駅において駅案内サインのリニューアルを完了する.あわせて,運行情報アプリや施設維持管理の高度化など,IoTなど新技術の活用したサービスや管理体制を整備する.さらに,東京テレポート・国際展示場での有人改札窓口のオープン(カウンター化)や,品川シーサイド・大井町の窓口拡大の検討,新木場・東雲の駅照明器具のLED化と旅客用化粧室リニューアルの完了を予定している.
 混雑緩和対策として,品川シーサイドの駅施設改良を実施するほか,関東の鉄道事業者を含め,同社も参加する「時差Biz(快適通勤ムーブメント)」を引き続き推進する.さらに,JR線とのダイヤ連携強化や,天王洲アイルにおいて東京モノレールとの乗換えを円滑化するなど,他社線との乗換え利便性の向上を図る.
 バリアフリー,高齢者対応では,東京テレポートなど,乗降客の多い駅のエレベーター増設や大井町駅の点字ブロック改修などを実施する.訪日外国人対応では,コンシェルジュの拡充や,IT技術を活用した案内サービスと駅務員への英会話応用研修を行なう.また,車内自動放送装置や,多言語放送も導入する.

2019年4月3日掲載