JR東日本・JR北海道・JR西日本では,2019(平成31)年4月1日(月)から,東北・北海道新幹線と北陸新幹線の「グランクラス」について,車内サービスをリニューアルすると発表した.
今回のリニューアルでは,日本料理「一凛」店主・橋本幹造氏監修のもと,沿線の魅力(地域食材)を取り入れた新たな軽食が提供される.東北・北海道新幹線の上り列車では,数の子やいくらの醤油漬け,鰊(にしん)甘露煮,酢飯などを,下り列車では,鮭甘酒漬け焼きと白飯(岩手県産たかたのゆめ)などを提供.また北陸新幹線の上り列車では,炙り〆鯖と酢飯(福井県産いちほまれ)などを,下り列車では,鰆甘酒漬け焼きと白飯(福井県産いちほまれ)などで,鉄道の旅の醍醐味である車窓から移り行く風景をイメージした,「グランクラス」でしか味わえない軽食となる.
また日本酒について,東北・北海道新幹線では宮城県の新澤醸造店「伯楽星 純米大吟醸」を,北陸新幹線では石川県・車多酒造の「天狗舞 純米大吟醸50」を新たに提供する.
このほか,新たな茶菓として北海道産の「くりりんかぼちゃ」を使⽤したパウンドケーキを提供する.監修は,クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」と日本ホテル「ホテルメトロポリタン エドモント」で総料理長を務める岩崎均氏が担当する.