小田急電鉄は,2019(平成31)年3月16日(土)の始発から使用を開始する代々木八幡駅橋上駅舎と新ホームを,3月6日(水)に報道陣に公開した.
シャープな外観が特徴的な新駅舎は,内装に木材を使用し,大形ガラスから自然光を取り入れることで温かみを感じる空間となっている. 改札の内外にエレベータを設置するなどバリアフリーも充実したものとなっている.
新設された島式ホームは,10両編成に対応したもので,ホームドアを設置して安全性を格段に向上させた,曲線上に設けられたホームであることから,上り線側の一部には可動ステップも設置されている.
今回の代々木八幡駅の新ホーム使用開始をもって,南新宿駅,参宮橋駅とともに実施してきたホーム延伸工事は完了することから,3月16日(土)のダイヤ改正では,新宿—代々木上原間の各駅停車は一部が10連化される.
写真はいずれも大沼一英撮影(取材協力:小田急電鉄)