広島電鉄では,新形車両の5200形「Greenmover APEX」について,2019(平成31)年3月14日(木)から営業運転を開始すると発表した.
今回は,2編成が2号線(広島駅—紙屋町東・西—広電宮島口間)に導入される.営業運転開始時は,1編成(5201号)での運転とし,2編成目(5202号)については,2019(平成31)年3月末から営業運転を開始する予定.車両長30000mm,車体幅2496mmで,製造は,U3(近畿車輛,三菱重工エンジニアリング,東洋電機製造)が担当した.
5200形の基本コンセプトは「未来×スピード」で,エクステリア・インテリアとも「モノトーン+アクセント」の意匠でまとめ,「新しい広島のシンボル」となるデザインとした.フロント部分は,これまでの「Green Moverシリーズ」から一新し,スピードと広島のアクティブさを造形のテーマとしている.カラーリングもこれまでの系譜とは異なるモノトーン基調に明るい緑のアクセントを加えた未来的なデザインとしたほか,車両側面は角を斜めにカットしたグラフィックスで,街を駆け抜けるスピード感を表現している.
腰掛表布は,水の都・広島の川の流れをモチーフに,新しい時代へとつなぐ時間の流れをドットと曲線で表現した.
なお,運転開始日である3月14日(木)には,広電宮島口駅で出発式(10時〜)が開催される.
写真はいずれも広島電鉄のWEBサイトから