関東鉄道は,新たに導入したキハ5020形を,2019(平成31)年3月2日(土)に水海道車両基地で公開した.
キハ5020形は,キハ5000系列の最新形車両で,キハ2300形,キハ2400形,キハ5000系列との総括運転が可能となっている.ボディカラーは「関鉄ホワイト」をベースに,筑波山からの朝日を黄色,沿線を流れる鬼怒川・小貝川を青色で表現したものとなっている.車端部の乗降扉脇には,早春の紅梅に彩られた筑波山をイメージしたマークが掲出されている.
キハ5010形で導入した戸閉予告灯や非常はしごの搭載に加え,荷棚受けの形状変更,充電発電機の枠の改良,屋根のステンレス化,推進軸保護枠の追加が実施されている.前面では,前照灯をLED化し,上部に設置しており,これまでのキハ5000形シリーズとは印象が異なるものとなっている.
今回は,キハ313+キハ314の置換えを目的として,キハ5021とキハ5022の2両を導入した.なお,2019(平成31)年3月2日(土)には営業運転開始を記念した『キハ5020形!乗車&撮影会』が開催されている.
写真はいずれも編集部撮影 2019-3-2 水海道車両基地にて(取材協力:関東鉄道)