JR東日本と,ジェイアール東日本物流, ecboは, 2019(平成31)年3月2日(土)から,上野駅のジェイアール東日本物流が運営する手荷物預かり所にて,荷物一時預かりシェアリングサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」を導入し,荷物の預け入れの予約サービスを実施すると発表した.
「ecbo cloak」は2017(平成29)年1月に東京都内でスタートした,「荷物を預けたい人」と「荷物を預かるスペースを持つお店」をつなぐシェアリングサービス.コインロッカーの代わりに,ネットで事前予約をし,カフェ・美容院・レンタサイクル・着物レンタル店・神社・郵便局・一部駅などの多種多様なスペースに荷物を預けることができる.現在,東京・京都・大阪・福岡・沖縄・北海道・愛知をはじめとする全国の主要な都市で展開中で,JR東日本においては,2017(平成29)年11月から,東京駅の手荷物預かり所にて,荷物一時預かりシェアリングサービス「ecbo cloak」を展開するecboと提携し,事前に荷物の預け入れ予約をすることができるサービスを導入.2018(平成30)年12月には,品川駅,池袋駅に導入しており,今回,導入済みの3駅同様に手荷物預かりの需要が高い上野駅にサービスを拡大し,手ぶら観光の更なる推進を図る.
利用するにはスマートフォンまたはPC,タブレットなどで「ecbo cloak」のアプリまたはWebサイトからユーザー登録を行なう必要がある.画面の案内に従い,場所や時間を選択し予約し,利用当日は,予約した手荷物預かり所にて予約完了のご案内メールに添付されている二次元コードを受付係員へ提示して手荷物を預ける.
上野駅では,不忍口改札外手荷物預かり所において,3月2日(土)から土日祝日の10時から19時までサービスを実施し,利用料金はサイズに関わらず,1個に付き1日一律800円となる.
写真はいずれもJR東日本提供