西日本鉄道では,2019(平成31)年3月23日(土)から営業運転を開始する予定の「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」について,クルーが着用する制服および食器を決定したと発表した.
制服は,「家に招かれたような,くつろげる空間」という車両のデザインコンセプトにあわせ,堅苦しくないカジュアルなデザイン.シャツ,ベストには,経済産業大臣が指定する福岡県の伝統的工芸品である久留米絣をあしらっており,みやま市の仕立て屋「クロキビスポークルーム」にてオーダーメイドで制作された,こだわりの一品となっている.なお,久留米絣は,1948(昭和23)年に設立された八女市の下川織物でつくられたもので,制帽にも使用されている.
食器は,うきは市の若手陶芸家福村龍太氏,大川市の広松木工株式会社,東峰村の翁明窯元で製作された.一つ一つ手作りのものを使用.このほかにも,熊本県玉名郡南関町の株式会社ヤマチクの箸や八女市の宝印薄板マナ板工場の経木など,地域の資源が活用される.
写真はいずれも西日本鉄道のニュースリリースから