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東武東上線川越駅・川越市駅の発車メロディを3月16日から変更

東武東上線川越駅・川越市駅の発車メロディを3月16日から変更

東武鉄道では,東武東上線のダイヤ改正日である2019(平成31)年3月16日(土)から川越駅・川越市駅の発車メロディを,川越出身の音楽家・菅野祐悟氏作曲の発車メロディに変更すると発表した.

 同社では,今回のダイヤ改正から池袋—川越間に「川越特急」を導入し,その速達性から「川越観光=東武東上線」のイメージの深度化を図ると同時に,“川越に彩りを加える”というテーマのもとPRを進めており,発車メロディの変更は,川越特急としても運用する「池袋・川越アートトレイン」の導入に続くPR施策第2弾として実施する.
 菅野祐悟氏は川越出身の音楽家で,これまでに数々の映画やドラマ,アニメの音楽制作を手掛けており,今回の作曲にあたっては,幼少期を過ごした川越に思いを馳せながら,独自の感性により歴史香る川越を鮮やかに表現した.
 川越駅のメロディは「歴史と彩り」をコンセプトとし,1番線(小川町方面)は,華やぎのある軽快な曲調により旅の楽しみや期待感を演出し,2番線(池袋方面)は,川越の人の優しさや小江戸感を意識させる,しっとりとした音色が特徴となっている.
 川越市駅のメロディは「ふるさと」をコンセプトとし,1・2番線(小川町方面)は,「おかえりなさい」の気持ちを込め,ふるさとへの思いを表現し,3・4番線(池袋方面)は,出発する人を応援する元気な曲調とした.
 あわせて,ダイヤ改正から運転を開始する「川越特急」の車内チャイムも菅野祐悟氏による作曲とし,故郷・川越への思いを表現したメロディが,川越へと向かう期待感を彩り豊かに演出している.
 同社では,引き続き“川越に彩りを加える”をテーマに,関係各所と連携して東上線のPRと沿線価値向上を図るとしている.

写真は東武鉄道のニュースリリースから

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