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広島市,山陽本線西広島駅の自由通路などを整備へ

南口のイメージ

南口のイメージ

広島市では,JR西日本とともに西広島駅の自由通路整備や橋上駅舎化に着手すると発表した.

 これは同駅周辺地区において,JRと路面電車,バスの乗換利便性の向上など,交通結節機能の強化を図るために整備し,あわせて南口駅前広場の再整備や,北口駅前広場,アクセス道路の整備にも取り組む.

南口からの自由通路景観

南口からの自由通路景観

 自由通路は,延長約110m(うちJR山陽本線横断部約40m),幅員8m(階段部分2.5~3.0m)とし,エレベータ2基,エスカレータ4基を設置する.また,駅舎は橋上化し,改札内部に各ホームに降りるためのエレベータ2基とエスカレータ4基を設置する.
 南口駅前広場の再整備については,バス,タクシーの乗降場などの再配置や,JR西広島駅と広電西広島駅との乗換動線を考慮した通行路整備などにより,公共交通機関相互の乗換利便性の向上や円滑な交通処理を図る.

北口のイメージ

北口のイメージ

 北口駅前広場については,駅前広場や,県道伴広島線(バス通り)と駅を連絡する道路を整備し,駅へのアクセス性の向上と,南口に集中するバス,タクシー,乗用車などの北口への分散を図る.
 自由通路などについては,現在,JR西日本で実施設計を進めており,2019(平成31)年2月から準備工事に着手する.今後は,2021年春の暫定供用開始,2022年度の完成を目指し,工事を進める予定.

写真はいずれも広島市のWEBサイトから

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