JR四国では,土讃線(高知—窪川間)に新たな『ものがたり列車』として「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」を導入すると発表した.
「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」は,キハ185系を使用した2両編成で,土日祝日を中心に1日1往復する,定員は50名程度で,外観・内装などの車両デザインはこれまで同様,JR四国社員が担当する.
コンセプトは,「志をつなぐ、明日へのものがたり “ミライ夢ミシ水平ノカナタヘ”」とし,車両デザインは,「文明開化ロマンティシズム」にもとづき,『龍馬が蒸気船にみた海のむこうにある、まだ見ぬ世界への憧憬』や,『天駆けるソラフネへと昇華する蒸気機関、ロケットエンジンデザインのダイナミズム』を新たな旅への高揚感のモチーフとして,明治期の装飾表現と融合させる「空」想ファンタジーデザインとする.
写真:JR四国のニュースリリースから