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もと西武3000系3007編成が,高宮から彦根へ回送される

もと西武3000系3007編成が,高宮から彦根へ回送される

近江鉄道では,高宮駅の側線(旧貨物線)に留置されていた,もと西武鉄道の3000系3007編成が,2019(平成31)年2月3日(日)の夜に,220形モハ226と100形105編成のプッシュプルけん引により,高宮から彦根へ回送されました.

 もと西武鉄道の3000系3007編成は,2014(平成26)年12月に西武鉄道から近江鉄道へ譲渡・甲種輸送され,その後は,彦根駅構内に留置されていました.しかし,当時の近江鉄道では,2009(平成21)年3月と,2012(平成24)年12月と,2013(平成25)年2月の3回に渡って,西武鉄道から新101系・301系を譲り受けており,もと西武鉄道の3000系3007編成が譲渡された一週間後の2015(平成27)年2月10日(火)には,西武鉄道から3000系3009編成を譲り受ける予定だったため,彦根駅構内の留置線だけでは,譲渡されたすべての編成を留置しきれないことから,2015(平成27)年2月3日(火)の日中時間帯に,220形モハ226とモハ221のプッシュプルにより彦根から高宮(側線)へ回送されていました.その後,3000系3009編成は,3月2日(月)の日中時間帯に,彦根から高宮に回送されています.

 今回の,高宮から彦根への回送は,終電後の夜間に行なわれましたが,けん引に充当された220形モハ226は,2019(平成31)年2月3日(日)の午前中に,彦根から高宮に回送され,もと西武鉄道3000系3007編成と連結後,夜の出発時間前までは,パンタグラフを下げた状態で留置されていたため,日中時間帯に撮影することが可能でした.なお,出発時には,終電後に彦根から高宮へ回送された100形105編成が最後部に連結され,プッシュプルにより回送されました.

写真:彦根にて(公道から撮影) 2019-2-4
投稿:橋本 淳

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