桜井線京終駅の復元が完了

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2019年1月30日掲載
桜井線京終駅の復元が完了

奈良市は,1898(明治31)年建設の木造駅舎が残る桜井線京終駅について,復元工事が完了したと発表した.

 奈良市では,京終駅を奈良町観光の新たな拠点,「奈良町の南の玄関口」とするため,1898(明治31)年に建設された同駅が,奈良市の市制施行と同じく120周年を迎える2018(平成30)年度内の完了を目指し,復元が進められてきた.
 2016(平成28)年11月から関係自治会長と地元有志とともに「京終駅周辺まちづくり協議会」を設立.2017(平成29)年2月から協議を重ね, 駅舎運営は,地元提案の事業で行なっていくことが決定した.2018(平成30)年3月には第1期の待合室が竣工,同年8月には,カフェ,コミュニティスペースが竣工していた.今回は,第3期となる,観光トイレ(多機能トイレ)と駅前広場整備,観光案内所の設置が完了した.駅舎は,地元京終の青年団で構成された「特定非営利活動法人 京終」が運営を行なう.

桜井線京終駅の復元が完了

 観光案内所開所式典は,2月23日(土)10時30分から開催される予定で,奈良市出身の俳優加藤雅也さんの「奈良市観光特別大使」委嘱式と,京終駅コミュニティ駅長委嘱式が実施される.コミュニティ駅長は,駅舎を利用した地域活性化を目的とし,地域の人材が「駅長」となり,列車時刻や行先案内,駅舎の清掃・整備などを無償で担うもので,今回は,肘塚椚町自治会長に委嘱される.

写真はいずれも奈良市提供