2019(平成31)年1月22日(火)から翌23日(水)未明にかけて,近江鉄道のホキ10形ホキ12が,彦根駅に隣接する近江鉄道の自社工場から,奈良県内の解体場まで,トレーラにより輸送されました.
近江鉄道では,バラスト輸送・散布用にホキ10形3両(ホキ11,ホキ12,ホキ13)を所有しており,かつては電気機関車がホキ10形を,最大3両までけん引する姿が見られましたが,工事臨時列車のけん引が,電気機関車から220形に変更されたことにより,ホキ10形を3両連結すると駅の有効長を超えてしまうため,220形のけん引になってからは,使用されるホキ10形の両数は最大2両となっていました.
このようなこともあり,ホキ12は近年では,まったく使用されることがなく,動きがない状態が続いていました.
写真:滋賀県彦根市古沢町にて 2019-1-22
投稿:橋本 淳