阪堺電気軌道では,2018年12月23日(日)から2019(平成31)年5月中旬まで(予定)の間,日本で現役最古の電車で,2018(平成30)年に就役90周年を迎えたモ161形車両の記念企画として,現在でも人気のある青雲塗装車の登場当時の姿を再現した車両を運転すると発表した.
この青雲形塗装車は,1975(昭和50)年に運転を開始.当時としては珍しい広告電車として,オレンジ・グリーン・ブルーの3色でデザインされ,沿線の学校のキャンパスガイドにも掲載されるなど当時から人気の塗装であった.
今回の復元は164号車1両に実施し,上町線・阪堺線の全線で運転される.また,昔懐かしい姿と車両の歴史を感じてもらえるよう,当時の広告のキャッチコピーを模した文言や,社章・車番色・側面のワンマンカ―表示を再現する.
写真は阪堺電気軌道のニュースリリースから