IGRいわて銀河鉄道では,2019(平成31)年3月16日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
今回の改正では,JR東日本花輪線のダイヤ見直しにより,盛岡からIGRいわて銀河鉄道を経由し,花輪線に直通する上下各1本が廃止される.ただし,両列車とも滝沢近郊の大学への通学列車として利用が多いことから,IGRいわて銀河鉄道側での車両運用を見直し,現行の花輪線直通列車の運転時刻に近い時間帯に盛岡近郊の列車を設定する.
6時台の下り盛岡発八戸行き(4521M)の時刻の見直しを行ない,二戸発車時点で5分の繰り上げを行なうことで,一戸町から二戸市内の高校へ通学利用者の利便性向上を図る.
6時台の上り金田一温泉発盛岡行き(4516M)は,現行から17分繰り上げる.これにより,盛岡から東北新幹線上り“はやぶさ”・“こまち”6号(盛岡始発7:36発)と接続し,岩手県北地域から首都圏への到達時間が現行と比較すると45分短縮される.また,上りいわて沼宮内発盛岡行き(3712M)と上り鹿角花輪発日詰行き(1922D)の間に運転することで,両列車の混雑緩和を図る.
18時台の下り盛岡発いわて沼宮内行き(3729M)は,現行から9分繰り上げる(改正後の列車番号は下り3727M)これにより,先行列車との間隔が現行の41分から32分となり,ラッシュ時間帯の利便性向上を図る.
また,厨川では,朝ラッシュ時間帯の時刻の見直しを,また,盛岡では,夕方ラッシュ時間帯の着番線の変更により,それぞれのホームの安全性を向上させる.
写真:IGR7000系 編集部撮影 盛岡にて 2002-9-13(取材協力:IGRいわて銀河鉄道)
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