JR北海道は,2019(平成31)年3月16日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
北海道新幹線では,青函トンネル内の速度を時速160kmに引き上げ,東京—新函館北斗間を最速3時間58分とする.あわせて北海道新幹線と接続する“はこだてライナー”の運転時刻を見直し,本州—函館間の所要時間を短縮する.
札幌—函館間の“スーパー北斗”は,現在5往復がキハ281系で運転されているが,このうち2往復にキハ261系を追加投入する.今回導入されるキハ261系は17両で,キハ261系で運転される“スーパー北斗”は7往復から9往復となる.また,下り最終“スーパー北斗”23号の停車駅を南千歳から千歳に変更することで,最終札幌方面行き普通列車に乗換えが可能となり,長都—上野幌間の各駅への利用性を向上させる.
“スーパーおおぞら”は,4号のトマムへの臨時停車を通年停車とする.これにより,トマムにはすべての“スーパーおおぞら”・“スーパーとかち”が停車する.さらに,1・7・8号の停車駅に新夕張を追加する.
普通列車については,接続の改善などを目的に札幌圏の函館本線・学園都市線で一部列車の延長・増発を実施する.また,宗谷本線・石北本線で運転時刻の見直しが行なわれる.
なお,利用の少ない根室本線直別・尺別・初田牛の3駅については,今回の改正にあわせて廃止される.
写真:JR北海道H5系 編集部撮影 函館総合車両基地にて 2014-11-20(取材協力:JR北海道)
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