近江鉄道では,彦根駅構内にある近江鉄道ミュージアムが,2018(平成30)年12月8日(土)をもって閉館することにともない,『近江鉄道ミュージアム感謝祭』が開催されました.
近江鉄道ミュージアムは,近江鉄道の歴史的な資料や,過去に活躍してきた車両を展示することを目的として2007(平成19)年3月21日(水)に開館しましたが,鉄道資料館,展示車両の老朽化にともない閉館することになりました.
感謝祭では,鉄道部品,グッズの販売や,ミュージアム内に展示されている車両の一部が,パンタグラフを上げ,前照灯を付けた状態で展示され,中でもED141に関しては,日章旗を掲出し,連結器が銀色に塗られ,御召列車用の停止位置基準線が引かれた状態で展示されました(写真).
なお,当日は,来場した先着300人に「近江鉄道ミュージアム感謝祭 来場記念ポスターカード」が配られました.
また,ミュージアム内に展示されている220形については,工事臨時列車のけん引などの事業用用途で使用されているモハ226以外の5両(モハ221〜モハ225)の解体が決定しているということです.
写真:近江鉄道ミュージアムにて 2018-12-8
投稿:橋本 淳